MMAと生活

日本の総合格闘技と、その他日々の生活の日記です

川尻達也選手のバンタム級挑戦、感じる意地と覚悟

ジャパニーズMMAのド真ん中に割って入るための、新たな挑戦。

【RIZIN】川尻達也がバンタム級トーナメント査定試合へ出撃

 凄く嬉しい、ワクワクするニュースだった。 

 

 

正直、川尻選手が、DREAM時代にフェザー級に落とした時は、残念な気持だった。

 

 

ライト級チャンピオンシップを落とした後だったし、世界のライト級にはまだまだ川尻選手に挑戦して欲しい相手はいると、勝手に感じていた(今思えば、当時も川尻選手は、前向きに新しい挑戦をするための階級変更だったと思う)。

 

 

ただし今回は、前回の階級変更とは違う、そう感じた。

 

 

堀口恭司選手を中心に、バンタム級がジャパニーズMMAのド真ん中(地方でも見れる地上波という意味で)になりつつある今、フェザー級にいてもこれ以上自分にフォーカスが当たらない。

 

 

そう感じるやいなや、61kgまで減量した姿を榊原実行委員長へ送り、バンタム級トーナメントへの参加を直談判。10月には査定試合を組んでもらえる事になった。

 

 

川尻達也、堀口恭司と闘う為にバンタム級に落とすことを決意する。 - Togetterまとめ

 

 

ネットの反応を見ると、反応は様々だが、私はこの挑戦自体に価値があると考えている。

 

 

ベテランは若い選手より、自分に残された可能性に敏感になる。川尻選手は、考えて行動し、世界トップファイターとの試合のチャンスをつかもうとしている。

 

 

他者の失敗を、自分への戒めとする姿勢も非常に好感が持てる。

 

 

体調を整え、万全の状態で試合に臨む川尻選手の勇姿が見たい。