■ITコンサルタントの役割
問題解決人・・・IT戦略・システム化の企画などを支援し、解決に導く
ファシリテーター・・・クライアントの利害関係を調整し、解決を後押しする
エキスパート・・・特定の業務やITについて高い専門性をもち、それを軸にプロジェクト推進を支援する
■問題の明確化とITによる解決策の提供
・顧客の抱える問題は、複数の原因が絡み合っている事が多い。
・どれも重要に見えて、手当り次第に解決しようとすると、無駄になったり、時間がかかり過ぎ、逆効果になる事がある
・問題を構造化し、優先順位をつけ、明日にでも実行可能な具体的手段に落とし込むことが、コンサルタントの仕事
■専門的なナレッジやITに関するノウハウの提供
・業務プロセスのベストプラクティスに精通し、
クライアントの業務プロセスの現状を分析する事により、
改善すべき点を明確にします。
・また、最新のITやその適用事例についての知見を生かし、
導入すべき製品の選択や活用ノウハウを提供します。
■第三者としての客観性
・理路整然とした問題解決のストーリーがあっても、全員が納得してくれる訳ではない。
・立場に応じた価値観があるから。
・社内の人間に指摘させるよりも、外部の人間の権威を借りた方が効果的。
・コンサルタントは、第三者として問題を構造化し、解決策を立案する。
・利害関係を超えて解決に取り組む様、説得する。
■コンサルティングの大きなフェーズ二つ
・コンサルティングフェーズとシステム構築フェーズ
・コンサルティングフェーズには以下作業がある。
①予備診断
②提案書の作成
③問題の分析
④解決策の立案
・システム構築フェーズには以下作業がある。
⑤システム化計画
⑥開発の管理
⑦稼働後の評価
■ITコンサルタントの魅力
圧倒的な成長スピードの速さがキャリア形成を後押しする
①基本スキルを超高速に習得できる
・インタビュー、レポーティング、プレゼンテーション、ロジカルシンキング、プロジェクトマネジメント、etc
②ビジネスの俯瞰力を鍛える
・クライアントの業務やシステムの詳細を理解する事に加え、
ビジネスの全体像を俯瞰する必要がある。
・メンバーから経営層まで、インタビューやディスカッションをする中で、
ヒト・モノ・カネ・情報、流れ、因果関係を解きほぐし、会社というものが
どのように動いているのかを会得する事が出来る。
③上流工程を短期間で多数経験できる
■あらゆる場面においてやりがいが感じられる
①初期相談
②提案プレゼン
③現状調査
④システム化構想
⑤システム導入支援
⑥クロージング