MMAと生活

日本の総合格闘技と、その他日々の生活の日記です

全6回の第1回「この1冊ですべてわかる ITコンサルティングの基礎」気になる所箇条書き

■ITコンサルタントの役割

 問題解決人・・・IT戦略・システム化の企画などを支援し、解決に導く

 ファシリテーター・・・クライアントの利害関係を調整し、解決を後押しする

 エキスパート・・・特定の業務やITについて高い専門性をもち、それを軸にプロジェクト推進を支援する

 

■問題の明確化とITによる解決策の提供

 ・顧客の抱える問題は、複数の原因が絡み合っている事が多い。

 ・どれも重要に見えて、手当り次第に解決しようとすると、無駄になったり、時間がかかり過ぎ、逆効果になる事がある

 ・問題を構造化し、優先順位をつけ、明日にでも実行可能な具体的手段に落とし込むことが、コンサルタントの仕事

 

■専門的なナレッジやITに関するノウハウの提供

 ・業務プロセスのベストプラクティスに精通し、

  クライアントの業務プロセスの現状を分析する事により、

  改善すべき点を明確にします。

 ・また、最新のITやその適用事例についての知見を生かし、

  導入すべき製品の選択や活用ノウハウを提供します。

 

■第三者としての客観性

 ・理路整然とした問題解決のストーリーがあっても、全員が納得してくれる訳ではない。

 ・立場に応じた価値観があるから。

 ・社内の人間に指摘させるよりも、外部の人間の権威を借りた方が効果的。

 ・コンサルタントは、第三者として問題を構造化し、解決策を立案する。

 ・利害関係を超えて解決に取り組む様、説得する。

 

コンサルティングの大きなフェーズ二つ

 ・コンサルティングフェーズとシステム構築フェーズ

 ・コンサルティングフェーズには以下作業がある。

  ①予備診断

  ②提案書の作成

  ③問題の分析

  ④解決策の立案

 ・システム構築フェーズには以下作業がある。

  ⑤システム化計画

  ⑥開発の管理

  ⑦稼働後の評価

 

■ITコンサルタントの魅力

 圧倒的な成長スピードの速さがキャリア形成を後押しする

 ①基本スキルを超高速に習得できる

  ・インタビュー、レポーティング、プレゼンテーション、ロジカルシンキング、プロジェクトマネジメント、etc

 ②ビジネスの俯瞰力を鍛える

  ・クライアントの業務やシステムの詳細を理解する事に加え、

   ビジネスの全体像を俯瞰する必要がある。

  ・メンバーから経営層まで、インタビューやディスカッションをする中で、

   ヒト・モノ・カネ・情報、流れ、因果関係を解きほぐし、会社というものが

   どのように動いているのかを会得する事が出来る。

 ③上流工程を短期間で多数経験できる

 

■あらゆる場面においてやりがいが感じられる

 ①初期相談

 ②提案プレゼン

 ③現状調査

 ④システム化構想

 ⑤システム導入支援

 ⑥クロージング