MMAと生活

日本の総合格闘技と、その他日々の生活の日記です

勘違いさせる力、錯覚資産について

◯なぜこの本を読みたくなった?

自信を持てず辛い。実力が無くて仕事がうまく進めない、そんな自分から抜け出したい。

◯この本を読み終わったらどうなっている?

自分の錯覚資産を見つける。それを運用する。具体的な一手を見つけて、明日から行動する。他者を錯覚させるために振る舞う。

 

他人は、その人自身に都合良く錯覚する。

人々が自分に対して持っている、自分に都合の良い思考の錯覚を、一種の資産として機能させる。

世の中、実力主義では無い。それを踏まえて行動する必要がある。

物事に対する歪んだ見方=バイアス。

人間とは、客観的事実より、自分の直感を信じる。直感的に正しい行動をしないと、不安で不快で気分が悪くなるから。

 

成功の方が、はるかに成功の母。次の成功を生んでくれる。他人がバイアスを掛けてくれるから。

 

錯覚が成功スパイラルを産む。たまたま成功しただけなのに。じゃあその錯覚を活かそう。それをやる胆力が必要。ブランドはかなりの錯覚資産。ブランドを否定するのはひがみ。

 

実際に正しいこと よりも 直感的に正しいと思える間違ったこと が正しいと、人は錯覚する。

 

資産を増やすには、ハロー効果が得られそうな仕事にどんどんチャレンジしてみる。サイコロをたくさん振る。たまたま成功するものが、そのうち出てくる。そのハロー効果を使って、より良い環境を手に入れる。

→P92ー96参照

 

本の執筆は、錯覚資産を得やすい。小さなハロー効果を得たら、それを使ってもう少し大きなハロー効果を得る。

 

コレを繰り返し、やがて大きなハロー効果を得る。

某金融機関のDXに貢献。開発しているサービスと外部SaaSとの連携を実現するために、開発ベンダーとSaaS間の仕様調整、折衝、開発スケジュール管理を行い、完成までプロジェクトを推し進めた。

今回、特に苦戦したのが、外部のSaaSとはSS Oを行う必要があった点。実現するために、認証基盤、開発ベンダー、SaaSとのインターフェース仕様調整、テストの推進を行った。SaaSも認証基盤も、自分達の仕様を譲らない、仕様の詳細が見えて来ない中、仮説を立て各社に当て、返答をもらい開発ベンダーへ依頼し、反対にベンダーからの不明点を整理して各社へ当てる…を繰り返し、実現までこぎつけた。

 

運用設計も行い、リリース後も素早く見直しをかけ、実業務に則した形になるよう、改善のサイクルを回し続けている。

 

上記で錯覚をおこせるかな?コレを活かしたい。タフで推進力のある人間。開発ベンダーやSaaS企業と渡り合える技術的な知識を持っている人間。即戦力として活躍できるイメージのある人間。

 

これだってたまたま案件ガチャに、成功しただけ。運ゲー。でも、俺のやり方が正しかったから成功した、というフリをした方が、圧倒的に得。「再現性のある成功した人」と仕事したいじゃん。

 

生存者バイアスでしか無いアドバイスはこの世に多々ある。それよりも、シンプルにチャレンジ回数を増やす方が大事。

 

実力以外の要素で決まることの方がはるかに多い。実際の成功とは。

 

人はデフォルト値を選ぶもの。判断が難しくても、不確定性が大きくても、安易にデフォルトを選ぶな。

 

思考の錯覚を生むには、「◯◯ならあの人」を作ること。チャンスが発生した時に、自分のことを思い浮かべてもらおう。そういう行動をとる。恥晒しに自分を売り込め。馬鹿にされろ。最後に笑うのは俺だ。PVを増やせ。コンバージョン率はその後だ。

 

姿の美しさにはこだわれ。錯覚させろ。

俗的なものに価値があると認めろ。そうしないと人生ハードモード。確かに赤貧は美しい、が、それは俺にはまだ早い。そうやって幸せに生きるステージも必要だが、俺にはまだ早い。

 

そう生きるのは現実世界の敗者になってから。

自分の脳内世界で価値評価を捏造し、脳内世界で密かに復讐を遂げる、自覚も無く。空想世界での勝利と引き換えに現実を動かし人生を切り開く力を失う。コレをするのはまだ早い。

 

錯覚を利用してのし上がれ。自分に嘘をつくなよ、まだ。

 

他人に認めてもらうには、、、一貫して偏ったストーリーを語れ(p270)まえさんも言ってた。スタンスを取れ、と。わかる。

 

ただし、親しい先輩からは「君の強みは、一見頼りないが、やり切る力を持っているところだ」とも言ってもらえた。

 

俺の強みを活かしつつ(期待値コントロールにつながる)、スタンスを取り、戦うしかない。錯覚させろ。裁判官、どっちにも良い顔するな、どちらかの弁護士になれ。擁護する証拠を集めろ、味方するロジックを組み立てろ。そうすれば主張に思考の錯覚の魔力が宿る。ハロー効果を生み出す。

 

コレは相手を騙すことにもつながるかも。ただし、その醜悪さを隠して生きろ。人生は上手くいく。この程度の事は生きていくための方便だ。

 

有能か無能か、は好き嫌いで決まる。

好きな技術にはデメリットも少ない。と人は思い込むもの。それを活かせ。人に好かれる=有能な人だと思われる。好きなものにはデメリットがないと思い込む「感情ヒューリスティック」を活かせ。ヒューリスティックとは、発見方法を意味する。

 

人は誰しも、一貫性、原因、結論を過剰に求める。

 

ならば与えてやればいいし、自分はそれに騙されない様にすれば良い。錯覚させて生きれば良い。

 

◯◯ならこの人!を作れ!ファンを作れ!

 

明日から何をする?この現場、この技術なら俺!を作れ!

SSO、SFA、筋トレ、格闘技。

明日からできるのは筋トレだな。