中村優作選手は、最終的には自分でリングに立つことを決めたんだ。挑戦したんだ。キックボクシングの選手として、あの結果だったんだ。それ以下でもそれ以上でもないんだ。
正直、実績のある本物のMMAファイターを、若い天才キックボクサーの噛ませ犬として使われた気分も無いとは言えない。
でも中村優作選手自身が選んだ挑戦を悪く言いたくない。チャンスを掴みたくて一か八かの勝負に出たんだ。運営側だって、無理矢理試合をさせた訳じゃない。
北岡選手が75kgで戦ったことと同じ。
堀口選手がバンタム級で戦ったことと同じ。
辛いけど最後は自分で決めるしかない。
結果に責任を持つのは自分しかいない。
本物のMMAファイターの生き様に、平凡な自分の人生を勝手に重ねてしまう。
こういう人達に勇気をもらっているし、時に慰めてもらっている自分がいる。