MMAと生活

日本の総合格闘技と、その他日々の生活の日記です

仕事が遅い人の習慣

● 【仕事が「異常に遅い人」の習慣1】後でじっくり考える  

●木下:まず、やめたほうがいいのは、「後でじっくり考えよう」という思考アルゴリズム、つまり、考え方のクセですね。

● 仕事が遅い人には、「きちんと考えないと、いい仕事はできない」という思い込みがあります。

● 実際は、判断に必要な思考時間は、長くても60~120分程度。  

●普段の仕事なら、せいぜい10分もあれば十分だと思います。

● でも、仕事が遅い人は、実業務に取りかかるまでのアイドルタイムが異常に長い。

● 木下:本当に脳みそを研ぎ澄まして真剣に考えている時間は10分くらいしかないのに、2、3時間かかるものだと思い込んでいる。

● 実は、成果の差は、実業務をこなすスピードではそれほど生まれません。  

 

──言われてみれば、息抜きのためにボーッとする時間、考えがまとまらずにうじうじする時間も含めて「思考時間」として見積もってしまっていた気がします。

 

● 木下:たとえば、打ち合わせをした後、「一度持ち帰って検討します」という人は多いですが、これも実は、打ち合わせ中に決めようが、後で考えてから決めようが、答えは変わらないんです。  

 

●むしろ打ち合わせ中に、相手も含めて判断してしまったほうが確実。  

 

●でも、仕事が遅い人は「後でじっくり考える」ことを前提に行動しているので、本当は打ち合わせで完結したはずの仕事に、2、3時間かけたりする。

 

●仕事が遅すぎて悩んでいる人は、「じっくり考えている2、3時間のうち、本当に集中して検討しているのは10分間しかないんだ」と気づくことが、まずは大事だと思います。

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分かるー!

ただし、その場でアイデアを出すのってかなり難しい。相手の言っていることを理解する必要があるから。「そういえばこういうこと言ってたな…なるほど、だからこういうことか…」というステップ踏まないと頭が整理出来ない。

 

じゃあ、論点はそこ。その場で理解する力。

●恐れず質問する。

●理解をぶつける。

●その後帰って来た相手の言葉に怯まない。

●その場で理解の図を描く。

この辺りにトライする。

→逆に、相手に決めて欲しい場合、上記のことを行う。

 

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■■【仕事が「異常に遅い人」の習慣2】情報がないまま判断する  

 

●──毎回の仕事を、「究極の決断」かのごとく、ぐるぐると悩みすぎてしまう人は、どう改善したらいいでしょうか。

 

● 木下:そうなるのは、情報量が少ないまま、結論を出そうとするからです。  

●たとえば、爆弾を解体しなきゃ! というとき、赤い線と青い線、どちらを切るべきか、全く情報がないまま決めるとしたら、それは運任せで決断するしかない。  

●本当は、赤い線と青い線がどうつながっているのか、分解して一つひとつ見ていったら、「どちらを切ればいいのか」のベストな結論が出てくるはず。  

●なのに、「決断できない」と悩む人は、分解せずに決めようとするんです。  

 

●──なるほど。  

●木下:きちんと情報収集をせず、爆弾が手元にない状況で、いくらじっくり考えても、成功確率の高い答えが出るわけがありません。

● 仕事が速い人は、打ち合わせで「爆弾を解体します」と言われた段階で、「今、こうつながってますが、外して大丈夫ですか?」「ここは切っても問題なさそうなので、切りますね」など、必要な情報をその場で相手に確認しながら分解します。  

●──そうですね。爆弾が手元にない状態で3時間悩み続け、後から「打ち合わせで聞いておけばよかった」と後悔する、みたいなこと、多い気がします。  

●木下:そうそう。「答え」とは、情報収集すれば、自動的に判断できるもの。  

●情報を集めて論理的に考えれば、確率論である程度の答えは導き出せる。  

●その前提を持っているかいないかで、仕事のスピードは格段に変わります。

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分かるー!同じだ!やり方が!そうなんですよ。その場で自分が何を分からないか理解して、さらに分からないことを質問する、コレをする必要があるんですよ。